様々なシーンで利用されているSVSIをご紹介します。
ノーサンプトン大学 イギリス |
HUAWEI フィリピン |
サウスポイントカジノ アメリカ |
レンドリーズ社 オーストラリア |
ダラム大学 イギリス |
ソウル国際金融センター 韓国 |
SOBOBAカジノリゾート アメリカ |
サザンクイーンズランド大学 オーストラリア |
コーンケン国際会議展示場 タイ |
ジュニパーネットワークス アメリカ |
アーカンソー大学 アメリカ |
Juniper Networks,Inc.
「我々は、新社屋のフルマトリクス化という大胆な構想を実現するために、SVSIを導入し、ネットワークAVの斬新なデザインにチャレンジできたことをうれしく思っています。 これこそが今のITの姿です。」 |
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Technical service IT & CTO VP Gary Clark JUNIPER NETWORKS |
SVSIのソリューションは、ビデオと音声をIPパケットに変換し、標準的なネットワーク上で、スイッチイングやルーティングを可能にするものです。 例えば、HDBaseTなどのテクノロジーは、(技術資料に明確に記述されていませんが..)コントロールのみがIPで、メディアは独自フォーマットのままです。 しかしSVSI はすべてIPなのです。SVSI は、真の" AV over IP" と言えます。
Juniper プロジェクトを担当したサンフランシスコのコンサルタント Charles M.Salter Assosiates のVP、Joey D'Angelo は言いました。
「Juniper Networks が、カリフォルニアのサニーヴァールに新社屋をかまえる計画がありました。300以上の会議室が備わる大きな社屋の図面が明らかになるまでは、
ネットワーク上で、マルチキャストによるAV-over-IPが配備されようとは、誰も想定していませんでした。この途方もないプロジェクトを実現させるために、IPベースで
AV伝送する業界の先駆者であるSVSIに白羽の矢が立ちました。」
D'Angeloは言います。「当初は、AVスイッチャーなどの伝統的な設計が検討されていましたが、今まで経験してきたTV会議のノウハウを最大限に活かしつつ、予算も抑える
ことをベースに、私たちはシステムの再検討することに決めました。私たちが欲していたものは、標準的なAVインテグレーションではありませんでした。AV設備産業界は
次世代の標準的なマルチメディアを開発を摸索しています。そんな中、IGMPプロトコルを利用したSVSIは、既にネットワークAV製品を市場に投入していました。
SVSIは、AVスイッチングを完全なIPベースでバーチャルスイッチすることができる唯一の会社でした。」
Juniperプロジェクトのゴールは、新社屋内のすべての映像音声をネットワークでスイッチングするというものでした。実際完成し現在稼働しているネットワークAVシステムは世界最大規模のものとなりました。 新社屋内の全ての機器(プロジェクター、ディスプレイ、プロジェクションスクリーン、コーデック、DSP) は、ネットワークに接続されています。 すべてのAV機器を100%ネットワークに接続し、300以上の会議室、共有スペースからミニ会議室の伝送も含め、映像音声の見事なマトリクス伝送を実現しています。 これはAV設備産業界にとって激震が走るほどのターニングポイントとなる事例となりました。
SVSIのエンコーダーは、ほとんどのAVフォーマットを既存のIPネットワーク上から伝送することが可能です。柔軟性、冗長性、拡張性とコスト面で優れています。 CODECでさえも必要な場所にバーチャルスイッチングが可能です。
D'Angelo が重点をおいたのが、理想的な会議室のモデルを作り上げる事でした。 例えば、一つの共有スペースから、他の会議室(たくさんのミニ会議室など..)へ、ネットワークでテレビ会議ができるようにすることでした。 D'Angelo 率いるSalterのチームは、会議室をどのようにレイアウトし人を配置するか、実際に合板や木挽き台(折りたたみ式)などを使い、異なったタイプの会議室のモックアップを作り、カメラとモニターそして、 SVSIのエンコーダーとデコーダーをプロトタイプとして使い検証しました。D'Angelo は言います。「TV会議におけるカメラの視野にはこだわりがあったので、さまざまなテーブルの形を作り、30もの異なったカメラを試しました。 それと同時に SVSI のエンコーダー/デコーダーも試しました。検証の結果、このプロトタイプはさまざまなモックアップルームにとても良く機能したので、私は、Juniper側に、 ふつうのAVスイッチャーを置くより、 社屋すべてのAV設備に SVSIを使ったこのプロトタイプを利用したほうが良いとアドバイスをしました。」
Juniper IT CTO & VPの Gery Clarkの談話
「ローカルでクローズしたデザインは目的としていませんでした。私たちが目指したのは、JuniperシステムをすべてオープンIPコネクションにすることでした。
私たちの目的は、ハイスピードネットワーク上で映像音声を扱うことです。このマトリクスシステムは、ネットワークで統合された1つの完全なシステムです。社屋には1つのLANだけが存在するのです。
私たちは離れたところからでもモニターに表示できるよう操作したり、集中管理できることを目指しました。そしてついに、入力ソースのための1200台のエンコーダーと、出力のための900台のデコーダー、
120台のATRオーディオトランシーバーと、25台のウインドウプロセッサーが、Juniper の新社屋に導入されたのです。」
Juniper の Gery Clark氏の談話
「私たちのIT業界では、温度サーモと家庭用器具がインターネットを介し、どのように消費者の生活に結びつくか?を話しているのに、AV設備産業界は、今だRS232コントローラーの懸念を心配しています。
私はこのプロジェクトで、AV設備産業界をこのITの流に引きづり込みたかったのです。 我々が持つ重要な展望は、これからのAVプロジェクトを IPネットワーク上で全てを可能にするという、(今までとは異なる)
方向に持っていくことです。」
Juniper Networks の声明
「このプロジェクトに関わった、コンサルタント、インテグレーター、そしてSVSiにとって、私たちJuniperは、まさに理想的な候補でした。私たちもまた、社内で共有しているネットワーク機器を利用し、
よりネットワークのストリームデータに理にかなった費用対効果が良いシステムを構築できることを示したかったのです。そのチャレンジは、すべてをIPで可能にすることでした。
それを実現するメーカーが SVSIでした。SVSi の Juniper への導入は、先進的なAVインテグレーター、ITにプロフェッショナル、そして企業の運営者たちの扉を開くものとなりました。」
すべてのルーティングを、ネットワーク化し、iPadでコントロールできるようワークフローをデザインしました。この事で、当初算出したコストの半分に抑えることができました。( D'Angelo)
これはモックアップのスナップです。私たちはより使いやすいTV会議システムを摸索した結果、小規模にすることが望ましい事がわかりました。 もしカメラに一度に12人もの参加者がフィットしたならば、まるで切手サイズのように小さく見えてしまいます。理想的な規模の会議室を再現するために、合板を調整して、 約75°の角度で魚眼レンズを設置し、何人が画面にフィットするかを見れますし、何人がテーブルを行来しているか、何番目に到着したかをも確認できました。 その検証の末、一度にカメラに収まる有効的な人数は5人であることを見出しました。( D'Angelo) |
エンコードされたAVソースはIPネットワーク上にストリームし、バーチャルマトリクスで、社屋全体に配置するエンドポイントのデコーダーでモニターに出力される仕組みです。 この重要なアプローチは、従来のAVスイッチャーを使う代わりに、標準のネットワークプロトコルを利用して、メディアのルーティングコントロールのすべてが行えることです。 これは、社屋のネットワークデバイスをシェアする理想的な方法なのです。( D'Angelo) |
TV会議がオープンすると、向かい合って座っているように見えます。このカメラとテーブルのレイアウトが理想的であると D'Angelo はJunper側に進言し、 標準的な会議室のモデルとなりました。 |
この会議室のタッチパネルはiPadです。すべてのiPadはFSR特注のドッキングステーションにより、PoEからUSBに変換し、バッテリーをチャージする仕組みです。 |
D'Angelo の談話
「Juniperのプロジェクトは、もし従来の伝統的なAVデザインと比較すると、コストはおよそ2分の1ですみます。
またすべての部屋に、TV会議システム、いわゆるハードウエアベースのCODECを導入して、同じようなバーチャルスイッチを作った事を想定し比較すると、
そのコストは3分の1ですみます。」
SVSIのBob Sharpの談話 |
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The University of Arkansas-Little Rock
The University of Arkansas-Little Rock |
アーカンザス大学(Little Rock)はシミュレーションセンターに最先端の臨床観測を行うシステムを構築しました。 シミュレーションセンターでは学生が講義で学んだ知識を用いて実習を行える環境が整えられています。 完璧な実習のために各専門分野に分けられ、それぞれに専用の臨床室、観測室、会議室が設けられています。 |
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臨床室のペイシエント・ケア・ステーションには人体模型とモニター設備が設置されています。それぞれステーションには2台のHDカメラ映像、 マイク音声、患者のモニター映像がSVSiによってリアルタイムにエンコードされたストリームがWindowingプロセッサーによって合成され、設備内に配信されたり、 Network Video Recoderで記録されます。全ての部屋は学生やインストラクターが直感的なGUIやウォールマウントボタンパネルでコントロールします。 |
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システムは全ての学生の活動をリアルタイムにモニター、記録します。 全ての記録データはNetwork Video RecorderでMPEG4フォーマットに変換され、 3rdパーティネットワークストレージに記録されます。 |
このプロジェクトでUALRのスタッフからの難しい要求はどのようなことでしたか? このプロジェクトの主な目的はHD映像の伝送と高品質映像の記録管理でした。システムは専門のスタッフが映像と音声を通じて最適な医療方針を確立するため、 HDカメラを操作します。 このプロジェクトでのチャレンジは2台のHDカメラ、生命のサインが生成されるPCとマイク音声をナースの研修に使用される22部屋へ 映像/音声を多重にデジタル伝送することでした。 納入当初は10部屋へ設置することが決定されており、その後22部屋に増設される予定となっていました。 講義終了の5分以内に記録された講義がその場で再生されることが必要とされました。 講義中は録画を妨げることなく、カメラでモニターすることが要求されました。 さらに、講義記録が毎晩サーバーに蓄積され、認証されたアクセスで外部から閲覧できることも要求されました。 過去に同様のプロジェクトをいくつ実現しましたか? 我々は規模、コンセプトが類似した4つのプロジェクトを経験しました。当プロジェクトは、HDカメラ映像やPC映像を扱うシステムの中では特殊でした。 納入当初はSD映像を使用したプロジェクトでしたが、建築中にクライアントとの話し合いの中で、HD映像を使用することが要求されました。 |
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要求事項を達成するためにSVSiからどのようなサポート受けましたか? SVIiは初期のシステム設計の開発をサポートしてくれました。システム構築時にはトレーニングやトラブルシューティングなど非常に協力的なサポートを受けました。 急な仕様変更にも迅速に対応し、適切なFirmwareの更新などを提案してくれました。 |
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SVSiはこのプロジェクトにおいて、最適なソリューションでしたか? 過去に同様のプロジェクトがいくつかありましたが、他の製品では大きなHD AVスイッチャーが必要となり、柔軟性も制限されるため、 クライアントに魅力を与えることは出来なかったでしょう。SVSI製品は他の製品では不可能な柔軟性や品質を提供してくれました。 |